<過去の研修会報告>
◆対象者と良好な関係を構築するには(令和6年9月5日)
令和6年度第一回柏支部研修会をハート柏迎賓で実施しました。和やかな雰囲気の中で、4つのグループに分かれて「対象者と良好な関係を構築するには」というテーマで討議を実施しました。各チームからの発表内容をまとめると、次のとおりです。
保護司側の心がけとして、「明るさを心がける」「笑顔」「相手の話を親身になって聞くことを心がける」「怒らない」「保護司の年齢で話をするのではなく、対象者の年齢に戻って話す」などが出ました。対象者に対しては、「良い所や頑張っている点を見つけ、褒め、認める」「本音で話す」「気持ちに寄り添う」など、保護司と対象者との間では、「共通の話題を見つける」「時間をかけて信頼関係を築くことを心がける」などの意見が出てきました。他に「1回目は必ず住んでいる所へ行って環境を見る」「一緒に食事する機会を作る」「家族とも仲良くする」という話も出ました。
これらの発表内容が、対象者との良好な関係を築く一助になれば幸いです。


真剣に討議する柏支部の保護司
◆千葉刑務所と千葉県帰性会を見学して(令和7年8月19日)
私が今、参加している千葉県更生保護カウンセリング研究会の研修として令和7年8月19日午後に千葉刑務所と隣接する千葉県帰性会を見学して来ました。先ずは集合先の千葉刑務所に向かいましたが、それは、千葉駅東口からバスで4つ目の停留所先に、現在は周りを住宅街に囲まれた千葉市若葉区の市街地にありました。刑務所の入口には、明治時代、国の近代化と威信を示す為に建てられたと言うレンガ造りの建物が初期の目的を失わず建っていました。その千葉刑務所は、主に初犯でも刑期の長い受刑者を収容する施設との事で、収監期間が40年を超える(過去には最長62年)受刑者が今も10名弱収監されているとの説明を担当官からお聞きしました。その後に居房や冷暖房の有る作業場等を見学しましたが、外の世界と同じく、高齢の収容者を収容者が面倒を見ると言う超高齢世界でした。見学した運動場では、塀1枚のその先に、駅前の高層ビルの上が見え、長期収監者はどんな気持ちで外の世界を思っているのだろうと、とても不思議な感覚になりました。

<千葉県帰性会 入口>
千葉刑務所の見学を終えて、目と鼻の先の千葉県帰性会に徒歩で向かいました。同施設は、大正時代に成田山新勝寺を中心とした県下の宗教団体により設立されたそうです。尚、施設は令和7年3月に建て替えられたばかりで、建物もトイレやお風呂などの設備も目映いばかりの最新の施設でした。もし、先程見学した千葉刑務所を出所して、そのまま帰性会に入所したならば、その人は、あらゆる事にビックリするだろうな~と、先程とおなじ感覚になりました。そんな気持ちを短歌にしてみました。
「刑務所の 塀一枚で 隔てつつ 中は今浦島と 見紛うばかり」
なお、帰性会の責任者の方から、品物の寄付の依頼がありましたので追記します。
衣類;上着(就職の面談時に必要なので古い物でもOK)、
普段着の衣料品やジャージ等
家庭用品;石鹸(ボディーソープ・固形)等あらゆる物
※送り先は直接「千葉県帰性会」でお願いします。
〒264-0023 千葉市若葉区貝塚町27番地
更生保護法人千葉県帰性会 電話043-231-1610
◆新任保護司懇談会(令和7年10月16日)
サポートセンターにて、令和6年11月以降に新任保護司となった4名に対して、新任保護司懇談会を実施しました。柏地区保護司会の副会長、支部長などに加えて、柏地区担当の観察官が出席しました。新任保護司からは、保護司を志した経緯や意気込みが語られた後、実際の対象者との関わりの程度や深浅の度合いについて想定される場面ごとに質問があった。観察官から「処遇の方法に迷う場面があると思う。観察所として全力でサポートさせて頂くので遠慮なく相談して欲しい」と助言がありました。

サポートセンターでの懇談会
