<過去の研修会報告>
◆対象者と良好な関係を構築するには(令和6年9月5日)
令和6年度第一回柏支部研修会をハート柏迎賓で実施しました。和やかな雰囲気の中で、4つのグループに分かれて「対象者と良好な関係を構築するには」というテーマで討議を実施しました。各チームからの発表内容をまとめると、次のとおりです。
保護司側の心がけとして、「明るさを心がける」「笑顔」「相手の話を親身になって聞くことを心がける」「怒らない」「保護司の年齢で話をするのではなく、対象者の年齢に戻って話す」などが出ました。対象者に対しては、「良い所や頑張っている点を見つけ、褒め、認める」「本音で話す」「気持ちに寄り添う」など、保護司と対象者との間では、「共通の話題を見つける」「時間をかけて信頼関係を築くことを心がける」などの意見が出てきました。他に「1回目は必ず住んでいる所へ行って環境を見る」「一緒に食事する機会を作る」「家族とも仲良くする」という話も出ました。
これらの発表内容が、対象者との良好な関係を築く一助になれば幸いです。


真剣に討議する柏支部の保護司
◆新任保護司懇談会(令和6年10月24日)
サポートセンターにて、令和6年に新任保護司となった3名に対して、新任保護司懇談会を実施しました。柏地区保護司会の副会長などに加えて、柏地区担当の観察官が出席しました。新任保護司からは、「対象者から薬物使用を告白された時の対応はどうしたらよいか?」「お金を貸してもよいのか?」など、具体的な危機状況対応について質問が出ました。観察官から「保護観察での困りごとや不安がある場合に誰にも相談しないで対応すると状況を見誤ることもあるので、遠慮なく相談して欲しい」と助言がありました。

サポートセンターでの懇談会
